vs浦和@Home 2:0勝利

mage.spaceにて作成。 サッカー
mage.spaceにて作成。

だんだん普通のチームになってきたな、と思う。
それはいいことでもあり、悪いことでもある。
いいこと、というのは無理に前に攻めてばかりで守りにすきが生まれ、
失点により負けてしまうことを防ぐ。
悪いこと、というのはこれによって、これまであった
このチームはどこまでも攻めてきてこわい、というイメージを
失ってしまい、そのせいで相手から恐れられなくなる。

いまのところの見え方から語っているが
これからのシーズンでこの印象が変わってくるかどうかも
まだ予測はできない。

ほかのチームも補強やチーム戦術の改善で
少しでも強くなろうとしている。

これからもこういう試合が続くのかもしれない。
そこはちょっと覚悟しておこう。
昨年の一時期のように連戦連勝でプレスかけまくりの
点取りまくり、なんて
まあいい夢を見せてもらったと思うよ。

今日の試合では
(実は用事があり、はじめの15分をみられず、
 得点の数分前からスマホ見ながら家まで歩いていた)
前半の前半くらいまでマリノス優勢、
その後は押し込まれて、下がり気味にならざるを得ない時間。
このあとも後半で長い時間押し込まれるまでは
前の川崎の試合と同じ。
そのあとで、私がきづいたのは
後半の途中からアンデルソンロペス選手の
相手DF、GKへのプレスが急に激しくなり、
そのあたりからマリノスのボール支配率があがった
と思う。

一番いいたいのは
マリノスの10番マルコス選手。
そのどんな時でも全力を出し切る姿勢。

数年前、水沼選手が見せていたのと同じ姿勢。

マルコス選手をフロントに残したいけれど
言葉の問題もあるしなあ。

上島選手がいい仕事してくれる。
確実な仕事。さすが。

畠中選手、角田選手もコンビでこれからも
やれるかもしれない。
いや、エドゥアルド選手でもいい。
だれでもある程度のレベルは出せることが
確認できる状態で長いシーズンを戦えるのは頼もしい。

おび選手も決定機をDFとともにうまく守れていた。
相手コーナーキックからの高いボールも安定してキャッチできたのは
おび選手ならでは。
決定機阻止もあったし、充実している。
もちろんそういうピンチがないことが望ましいけれど
いまのJ1では実力が拮抗しているから
そうそう簡単にはいかない。

中盤では
なべこ選手の充実は続いている。
よく走り、後ろの守備でも、前への起点でも
ボールを失うことなく走り切れている。

喜田選手はまあ、まずまず。
いいとこも悪いとこもあるか、という私の印象。

永戸選手は今日もまずまずの出来。
後半に相手ペナルティエリア付近でのスライディングなどは
気持ちの入ったいいプレーに見えた。
これが繰り返される中で私の感情がいずれ変わっていくのだろう。

エウベル選手は浦和のDFに攻め込まれる中で
ボールにさわる機会も少なく、持っては相手複数選手に
囲まれる場面ばかりで、今日はそこから
奇跡的に抜け出してのチャンスメイクまでは至らなかったか。
こういう日もあるさ。
一時期あったみたいな低迷期に陥らないことを望む。

松原選手はできることを精一杯やってる感あり。
今日もまた走り負けることが多かった。非難するつもりはない。
できることをやったひとに非難なんてできない。
(完全にぬかれてピンチ、という場面はなかったことを
 付け加えておく)
まだ本調子ではない(怪我明け?)だろうし
むしろここは新しいコンバートで打開してほしい。
できれば本職CBの上島選手ではない誰かとか。
新しく入った選手に戦術理解かねてやってもらうのが
いいとは思うんだけど。

水沼選手も今年はどこまでできるか。
運動量がどこまで続くかという問題もそろそろ
出てきそうに思う。
1点目のクロスは水沼選手にとっては簡単な練習問題
みたいなものだったのかな(本当にそんな簡単なアシストなんて
どこにもないけど)。
でも、もっとCK、FKでの精度はあげていかないと
(永戸選手も含めて)。

アンデルソンロペス選手はピッチを退く10分前までは
そこまでプレスにいけてなかった感じ。
プレスってひとりでできることじゃないから、
簡単にいうことはできないけれどそれでも。
交代前くらいのプレスをもっと早い時間から
かけられれば、相手DFへの圧力になって
それは試合を動かす力になる。
レオセアラ選手の偉大さはそこにある。
だからこそ、もっと早い時間でほかのFWにチャンスを
与えてもいい頃な気もする。
そういうのはACLに出るにも関わらず、
予選から参加するらしいカップ戦でやるつもりなんだろうけど。

そしていつもつい賞賛の声をかけることを忘れてしまう
西村選手。
前半から自分達のボール回しができないときでも
なんどもなんども相手を追い回していた。
ひとりで追うことが多かったから、チームとして
どれくらいやるつもりだったのかよくわからないけど
この人ひとりで与えた、相手へのプレッシャーは半端なく
この試合に大きな影響を与えていたはず。
いつもありがとう。
こんなふうに黒子でいてくれると引き抜かれなくて
マリノス的にはいいんだけれど、本人的にはどうなんだろう。
そんなことを考え始めて、目立つ貢献、みたいなところに
意識をかえていってしまったりしないように、と願うばかりだ。

前田選手もそうだったけれど
目に見える得点という結果には遠かったとしても
そのプレスこそが相手チームをぼろぼろにする原動力
だったりするのだ。

あまり大きな声でいって、高評価になると
ほかのお金のあるチームに買われていってしまうから
と思ってしまうけれど、素晴らしい選手には
よりよい素晴らしい環境が与えられ、その素晴らしさは
正当に評価されるべきとは思っているから
微妙なとこ。

ここまでの2試合、
けっこう冷静に見ていられた。
前半に得点はとっているけれど
守備に回る時間は2試合ともに長く、
昨年のように攻めに回れば相手を釘付けにして、
というような展開が今年何回できるのか
まだまだ未知数。

2000年すぐの連覇時代(おかだマリノス)
のようにとにかく最後まで走って、勝ち切る
という方向にいってしまうのはちょっと反対。

今日の最後のほうでも
(ほんのちょっとだけ)
状況を見ながら、パスで時間をかせいで
的なところが見えた気がして
そこはちょっと心配。

勝つことが最終目的だけれど
それだけを目標にしてしまったら
ただ強いチームにしかならない。

マリノスのここまでの躍進を支えたのは
ただ勝てばいいんじゃない、
美しく楽しく勝つってことが目標だ、
としたところ。

そこにはいつでも戻れるように。

試合後に下書きまでしたのだが、
どうにもビールでいい気分でまとまらないままで。
今日(3/3)まで公開できなかった。
さすがに次の試合までには公開しないと。

ほんとうはほかの有名なブロガーさんたちみたいに
全体の構成とか考えて書きたいんだけど
まだそこまで私自身の体調その他がついていけてない。
次の試合の感想はどこまでまとめた形で書けるかな。
以上。

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