PiaproがMacOSVentura対応

mage.spaceにて作成。 DAW
mage.spaceにて作成。

昨年始めにMacBookPro購入。
どうせなら最新で、とM1プロセッサ。
それが原因で初めてのMac(ほんとはClassicⅡ持ってたけどDisk壊れて捨てたのは
もう何十年前のこと)なのに、なにをやるにもM1でひともんちゃくあり。
やっと落ち着いて、少なくとも使ってる限りでは問題なかったのだが。

思い立って初音ミクを購入した。
特に事前に体験版もインストールせず、やってみればいいやと。

当然、現在のメインマシンのMacBookのgaragebandで使うつもりで。
これが間違いのもとで、インストールは凄惨を極めた(いや、それほどではないが)。


もはや細かいことは忘れた(もう1ヶ月前)。
いろいろ苦労してたどりついた先で待っていたのは

ミクさんの声を書き込むところまではできるのに
そこに文字を入力できない、という既知の問題。
はっきりとPiaproStudio(初音ミクさんの入力に使うソフト)のサイトで
お知らせのところに書いてあった。

散々悩んで、たどりついた先がそこで
仕方なく、古いWin10ノートにインストール先を移し
そちらではなんとか動作するところまでたどりついた。

とはいえ、使えなくなったのでMacBookを購入したところもあり、
起動してからずっとDiskの使用量100%で動かず。
しばらくしてDiskが空いてきたとしても、今度はなにかさわると
一気にDiskアクセスが始まり、そのせいで動作が不安定になってしまう。

そんな中でも奇跡的に調子のいい日もあり、そこでは少しミクさんにさわれた。
(いやへんな意味ではさわってないよ、さわれるわけないだろ)

そんなことではやる気も起きず、さわらなくなっていたところで

ふと検索して久々に見たPiaproStudioのサイトのお知らせに

Piapro Studio (VOCALOID版) 2.0.5.9 Mac アップデータを公開しました | Piapro Studio Official Website

とあったので、早速試してみた(2/13とけっこう前に対応してくれたようだ)。
やったことはわずか。

Win10起動。スタートメニューから

Vocaloid Deactivation tool → 同名のものクリック

で起動して、すべてをディアクティベートするボタン押下で完了。(11:02)

MacBook側では

上記のPiaproStudioのページから

ダウンロード版、パッケージ版それぞれのリンクがあったので

パッケージ版のリンクから

piaprostudio_updater_v2059_Mac.zip

を入手して、実行(解凍後、中身のUpdate.appを実行)で完了。

LaunchPadのVocaloid License Manager(前回入れてたので)実行

でパッケージの箱に入っていたキーを入力してと

Activate成功まで(11:10)

と思いのほか、簡単に進みMacBook上で音符にことばをいれられることを確認できた。

前回の作業時にかなり苦しんだが、ミクさんの声をPiaproStudio上で入力まで
確認しておいたから簡単だったのだと思う。
そもそもの初音ミクさんのインストールが説明含め複雑になっていて
一回やってみるとわかる、的なレベルなんだと思う。
また、PiaproStudio自身のソフトとしての完成度も完璧ではなく、
もう少しDAWとの連携がうまくいってくれないと、なにかひとつ完成させるまで
に時間、手間、ある程度の作業の熟練度を求められるようで
まだ敷居の高さは残るように思う。

それでも以前に無料だから、とチャレンジしたNeutrino(ナクモさん使用)
での使いにくさに比べれば天国で。
ナクモさんの場合はMIDI機器でDAW録音してからMIDIファイルに落として
そこからあれやこれややって、文字をあててやっと音声ファイルにできる。
という代物で、なんとかできたとしても、そこから細かい調整をして使えるところ
までいくにはどれだけステップがあるんだろう、という感じだった。
よってそこで終わっていた。

ミクさん以外のVocaloidもいくつかあるらしく、有償のものはPiaproStudioみたいな
ツールがついてるんだろうから、それがどの程度かは少し気になる。

でも、ここでそっち買ってみて、実際に使ってみて大変だったら?
と思うと、デファクトスタンダードであるミクさんでまずはやってみたほうが
安全だろうと思っていた。ある程度それは成功したということになる。

私が購入したのは

初音ミク V4X ENGLISHバンドル版

で、
Windows用のDVDが入っていた(これはMacがだめでWinにしたときに
とても助かった。ネットで大容量をダウンロードするのはそれなりに時間がかかって、
一回だけとはいってもけっこうつらいものはある)。

ライセンス登録カードというのがあって、これがこの箱の中で一番大事なもの。
これを使ってアクティベート/ディアクティベートを行う。
さっき手順で示した通り、これが簡単にできたおかげで今回のMac→Winの
使用マシン交代がうまくいった。
細かいところではまだ改善の余地はあるものの、MacOS最新版への対応もある程度の
スピーディな対応といえるし、対応の連絡も早い。これからもMacOSの件では
いろいろ出そうだけれど、信頼はしていいんじゃないかと思う。

とはいえ、M1プロセッサでのつまずきからMacOSに入った私としては
そろそろバカっ早いWindowsマシンでも手に入れて一気に環境を改善したい、
という思いが日に日に増している。
Macの良さはわからないではないけれど、garagebandの親しみやすさ以外は
Windowsのほうがわかりやすく、なにかあったときに中身がわかりやすい印象。
もちろん新しいマシンにはお金もかかる。買って1年で買い替える余裕なんてない。
それでもいろんなことを考えると、早く替えるのもいいかもと思ってしまう。

なんの話だっけ?

ところでStudioOneにPiapro版があり、それをインストールしないとStudioOneでは
使えないという機能があった。
特別版、ということになるので今後のフォローが気にはなるが無料版でも動かせるDAWだし
Mac/Win両方で動くということで今回、Winで動かさざるを得ない場面でも助かった。
まだ少し作ったWin側のファイルがそのままMac版に移植できるかは確認してないけど。

それにしても
garagebandのwin版は作られないんだろうか?
このページのトピックとははずれるけど、私はとても心待ちにしているのだが。

なお、この件があったので
MacOSの更新は自動にしないようにした。
ちょうどWIndowsUpdateみたいに、周りを見て問題なければ入れてみる、って
しとかないと作業そのものができなくなる可能性ありってことらしいから。

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